2014/01/27
福島県は、帰還の意思や支援対策を探るため、県の内外に避難する全ての県民を対象に、アンケート調査を行うことになった。
調査は、自主避難者を含む県の内外に避難する全ての人が対象で、6万2,000世帯、およそ14万人にのぼっている。
避難を続ける人たちへの調査は、これまでは自治体ごとに行われていたが、福島県が、全ての避難者を対象に一斉に調査を行うのは、これが初めてとなる。
東日本大震災から丸3年を迎え、避難先での現状や帰還の意思などを、県全体で探ることが最大の目的で、福島県は、調査結果をもとに、ニーズに応じた支援に乗り出すことにしている。
調査内容は、2014年4月に取りまとめ、公表されることになっている。